COLUMN

MPNにミーティングに行ってきました!

こんにちは、MSG studioの河村です!

どうやって活用しようかと思っていたコラム欄ですが、これからはミュージシャンに役立つ情報を不定期に発信していこうと思います。

ということで、先日MPNへミーティングへ行ってきました!

MPNとは?

正式名称を一般社団法人MPNといい、アーティストやミュージシャンの著作隣接権の使用料の分配を行っている団体です。

コロナ禍には前倒しで使用料の分配を行ったり、音楽系の助成金を受け取るための承認をものすごいスピード感でしてくれて、SNSでもとても話題になりました!(その節は本当にありがとうございました…!)

著作隣接権とは?

著作権は聞いたことがある人も多いと思いますが、著作隣接権は聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか?

一般的な説明はネットを調べればすぐに出てくるので、音楽関係に特化して簡単に説明すると…

作曲、作詞をした人に権利があるのが著作権

その曲を歌ったり演奏して録音・録画した人に権利があるのが著作隣接権

かなーりざっくりしていますが、こんな感じです。

自分で作詞作曲をするミュージシャンもいますが、MSG studioではアーティストや作家さんが作詞作曲した作品にトランペット・サックス・トロンボーンなどの録音していることがほとんどです。

こういった場合に演奏してくれたミュージシャンに発生する権利が著作隣接権です!

MPNは録音音源・録画動画を使用した人から使用料を徴収し、こういったミュージシャンに分配する団体です!

MPNへ行った理由

使用料を正しく分配するためにMPNではP-LOGというオンラインシステムを使って情報を収集しています。

P-LOGはミュージシャン自身が入力することもできますが、コーディネーターが入力をすることも可能なんです!

MSG studioではミュージシャンの事務的な手間をなるべく減らして演奏に集中してもらいたいので、コーディネーターとして入力できるようにアカウントを作るためにお伺いしました!

というわけで、晴れてMSG studioでP-LOG情報を入力できるようになりましたー!

MPNにまだ登録していないミュージシャンはいませんか?

音楽をはじめたばかりだと、こういった情報に触れるのは難しいと思います。

私の場合は身内にミュージシャンがいて、私よりも音楽歴が長いので割と早い段階で教えてもらえたからラッキーでしたが、なかなかミュージシャンどうしで聞きにくかったりしますよね!

また、MPN以外にもたくさん音楽系の著作権管理をしている団体がありますが、著作隣接権よりも著作権に強かったり、著作隣接権の管理団体はMPNと関係がある場合が多いので、もし迷ったらとりあえずMPNへ登録しておくといいと思いますよ!

もし、不明なことがあったら私で分かる範囲でお答えするのでフォームからお問い合わせください!

登録したいよ!という人はこちらのリンクからどうぞ!

https://www.mpn.or.jp/blog/contract

まとめ

ここまで、MPNでのミーティングで話した真面目なことをはましましたが、会話の大半は「ここの焼き肉が美味しい」とか「ここのそば食べたことあります?」とかとても身近な話題で盛り上がりました。笑(ほとんど食べ物の話)

そんなフレンドリーな方が働いている団体ですので、皆さんも気になることがあったら気軽に問い合わせしてみてくださいね!

コラム欄ではこれからもミュージシャンに役立つ情報を発信していこうと思いますので、ぜひチェックしてください!